ブレイザーズは久しぶりのカンファレンスファイナルに進出、ウォリアーズは5年連続の出場に。ともに主力を欠きながら迎えたこのシリーズの第1戦を解説していく。

リラード対策

ウォリアーズはステフにはピックを多用しズレを作りながら攻めてくる。クレイにはハンドオフや、オフボールスクリーンで。パスミスが多いながらも良いシュートを打ち続けるウォリアーズ。

ディフェンスに関してはリラードとマッカラムを徹底的にマーク。彼らがボールを持つとヘルプに寄り、ボールを離させる。そして彼らがボールを一度離すとディナイで再び持たせることを許さない。

さらにカンターのローポスト1on1に対しても厳しく対応。ハークレス、アミヌのディフェンスがマークを外してでも寄ってくる。このカンターへの寄りはまだ1Qということもあり時々ノーマークが生まれている場面もあるが、好きにはさせない。

ブレイザーズは点差以上にオフェンスで苦労。ナゲッツとのシリーズと違い、ウォリアーズのリラードに対するディフェンスはスリーを打たせないだけでなくリング下に切り込んだ際にも複数人で対応してくるためレイアップが打てない。彼のオフェンスがすべて制限されている形だ。

こうしてリラードからボールを離させてハークレスやアミヌにボールが集まる。1Qはまだここから点数が取れていたため食らいつけていた。

徹底マークされるガードコンビ

マッカラムを残してセカンドユニットで始めるブレイザーズ。しかしマッカラムだけにディフェンスを集中すればよいのでウォリアーズとしてはやり易くなる。マッカラムには複数で対応してボールを離させる。そしてコリンズとかのアウトサイドシュートは捨てる。コリンズも入らなくはない選手だが打たされている雰囲気。コリンズはすぐに下げられカンターと交代。

ウォリアーズもクレイ以外はベンチメンバーでスタート。オフボールスクリーンを上手く使ってシュートを打っていく。マッカラムはこの対応に苦戦している様子。そりゃノーチェンジでついていくのは難しい。そしてジェレブコのシュートタッチが恐ろしく良い。シュート三本すべて成功させ得点。

ともにスタートをもどした2Q後半でも両チームのオフェンスにはっきりと違いが。やりたいことが出来たウォリアーズとまったくやらせてもらえなかったブレイザーズ。

得意のパス回しからフリーを多く作り、エースのステフに多くスリーを打たせる形で攻めたウォリアーズ。ステフにピックをかけてドロップしているカンターが出てこないためドフリーでスリーを打ち続けた。

このピックからのスリーをこの試合永遠にステフにやられ続けたブレイザーズ。テリーストッツがこれに対応しないはずがないので何か考えがあってのことだと思うが、カンターをここまでインサイドに残し続ける理由は謎。ひねり出せば、カンターがペイントに残り続けることでウォリアーズのセカンドチャンスを減らすことが出来る。リラードのスクリーン対処力に期待して、など考えられる。

ブレイザーズはリラードが戻ってきても思うように攻められず。リラードのドライブに複数のディフェンスがついてくるため、空いたハークレスにパスを出すがグリーンに読まれターンオーバー。カンターとグリーンのマッチアップもグリーンがスティール。ドレイモンドグリーンのディフェンスに封じ込められる。ただインサイドに攻められてはいるためフリースローは多く獲得。12本のフリースローすべてを沈めどうにか食らいつく。逆にリラードはフリースロー以外でこの2Q得点できていない。

クレイも当たる

3Q相変わらずディフェンスが良いウォリアーズ。どこにでも出てくるグリーンに一人で守り切れてしまうクレイ。良いディフェンスからトランジションで高確率のシュートを沈めていく。ドロップしているカンターを見下ろしながらのステフのスリーも落ちない。点差は最大17点差に。

リラードが止められているのはアミヌ、ハークレスが捨てられているから。そこをフッド、コリンズに変えて攻めていくブレイザーズ。前の試合でフッドは左ひざを痛めていたようだがタッチは悪くない。ナゲッツのシリーズから見られたフッドにボールを預けてアイソレーションの形が増える。離されながらも追いつきまた離されてを繰り返しながら徐々に点差を詰めたブレイザーズ。

クレイはマッカラムにつかれるよりはサイズのあるフッドにつかれるほうがやりずらいようで、その時間帯が増えたのもこの3Q完全に離されなかった理由の一つ。

それでもリラードはこの3Q最後にブザービーターでレイアップを決めただけの2得点。本当に仕事をさせてもらえない。

まとめ

4Qに入ってクレイも当たりだし手が付けられなくなり一気に点差が広がる。ハークレスを捨てるという方針は徹底し続け、マークマンのグリーンがリラードのドライブに対し寄ってくる。

クックも二本連続でスリーを沈め、残り二分でガベージに。

タフにディフェンスされていてフリースローでどうにか食らいついていたが点差以上に内容が悪かった第1戦。リラードのやることはすべて制限され全くブレイザーズの流れが見えてこなかった。さらにカンターのディフェンス。スリーポイントラインまで張り出して守れないのはかなりの穴になっている様子。ステフに何回も同じピックからのスリーを打たれ、決められた。17点と数字では良い結果のハークレス。しかしこれは離され続けた結果であるので手放しでは喜べない。

流石に王者の力を見せつけられたブレイザーズ。ここからどう修正してくるのかチーム力を見せて欲しい。

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