デイム・タイム

リラードの圧倒的な力を見せつけられました。第5戦を解説していきます。

後のないサンダー

もう後のなくなったサンダー。序盤から速い展開でオフェンスを仕掛ける。ポールジョージは肩の怪我を感じさせないシュートタッチで1Qだけで15点。チームとしてもジョージをフリーにするためのスクリーンプレイが多く、第5戦にしてようやくそういったセットオフェンスを組み込んできたかという感じ。そんなジョージにマッチアップしたマッカラムは1Qの時点で3ファウルでベンチに。ブレイザーズは得点源を一人失うことになる。

サンダーはその他のマッチアップも変更してくる。アダムズはカンターにつかずハークレスに。その変わりグラントがカンターに。このマッチアップ、カンターがローポでボールを持った時にアダムズのヘルプが寄りやすくなる。またアダムズにつかれたハークレスがスクリーナーになることが多くなり、カンターはショートコーナーで待機。するとインサイドが狭くなりそう簡単にドライブを成功させられないのだった。

マッカラムがベンチに戻らされたことでリラードが一人で頑張る形になったブレイザーズ。1Qフル出場の彼は19点も稼ぎ出す。すでにデイム・タイム。シュートが好調なサンダーにそれでも8点差をつけられてしまう。

マッカラム不在のブレイザーズ

この2Qも出ずっぱりのリラード。ここまでフル出場。追いつけそうで追いつけないブレイザーズ。

そんなチームを救ったのは皮肉にもラス。彼は相変わらずのシュートセレクションの悪さでブレイザーズにリバウンドを与えてくれる。トランジションでシュルーダーからもらっていきなりのスリーを打ってみたり、ドライブを選択しないでジャンパーを打ってみたりとこの2QのFG%は18.2(2/11)。このリバウンドを取れていればまだ救いようはあったが、マッチアップをいつもと変えたことでショートコーナーで待機しているカンターがナイスリバウンドを続ける。

ブレイザーズのオフェンスは我慢しながらも得点をつなげていく。アダムズにインサイドを良く守られていたがサンダーのシュートミスが多くブレイザーズの攻める回数は増えていた。ついにはセスのトランジションスリーで逆転。そしてリラードはここでも異常なシュート力をみせ15得点。何度も言うがラスのシュートミスからの速攻に助けられている。Usageが50%を超えているプレイヤーのシュートがここまで入らないのは非常に厳しい。

russ

3Qはスタートで戦い続けたブレイザーズ。しかしシュートが入らない。ハークレスやカンターがリバウンドを拾ってくれるがそのセカンドチャンスが決まらない。さらにハークレスはフリースローも決まらない。ここまでで1/6。マッカラムもジョージにつかれオフェンスは苦労している様子。

サンダーは相変わらずラスのシュートが決まらない。それでもアダムズのインサイドディフェンスが良く機能し、そこから得意のトランジションが展開できた。

DAME TIME

セカンドユニットで始めたブレイザーズ。でもこのメンバーでは全く点が取れない。CJ以外のメンバーは1点も取っていない。さらにリバウンドもサンダーに取られ続け4Q序盤には最大の15点差がつく。セカンドユニットの改善というのはシーズン通しても上手くいかなかった部分だと思う。

セカンドユニットを下ろしセスを混ぜたメンバーで反撃のブレイザーズ。ここまでシュート・フリースローの調子が良くなかったハークレスがフリースローを4本すべて決め4Qでは得点。追いつきたいブレイザーズはカンターも下げアミヌを入れスモールラインナップに。

ブレイザーズのセカンドユニットに対して完全に上回ったサンダー。シュルーダーも良いとこで決め、ラスも積極的なドライブを見せる。最初からこうすればよいのにとも思う。こちらもアダムズをさげノエルを投入。徐々に出てくるタ-ンオーバー。ラスとジョージの二人で5個。このあたりからブレイザーズの追い上げに対する焦りが見えてくる。

ブレイザーズのハークレスがクラッチタイムに4本のフリースローをすべて決めた。一方ジョージは2本とも外している。最後に集中を切らしたのか。サンダーのラストポゼッションラスはレイアップを外してしまう。難しいシュートではあったけども。そして最後にリラードのディープスリー。サンダーの息の根を止めた。リラードは決めた後も表情一つ変えずに仲間にもみくちゃにされる。でもいつもリラードのプレイ見てた人なら入りそうって思うよね。あの場面で決めるのは凄すぎるけど。間違いなく彼の生涯ベストプレイの一つになったシュートだった。DMAE is unreal.

https://twitter.com/NBAonTNT/status/1120917521475915781

圧倒的なゲーム支配力を見せたリラード。マッカラム不在のなか50点の理不尽さ。その存在にやられ続けたサンダー。タレント力では負けていないはずなのに。

シリーズを通しての感想もまた別で書きます。

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